2ヶ月後のTOEICのために要点やテクニックをまとめてみた(その29:PART3&4の模擬問題を解いてみて気づいたこと その1)

そろそろネタ切れ感が半端ないのですが、とりあえず今回はPART3&4の模擬問題を解いてみたので、それを通して気づいたことを書いてみます。
私が解いたのは、早川幸治・ヒロ前田「TOEICテスト究極のゼミPart3&4」アルク のミニ模試1です。なので、これからこの本を使って勉強する予定の人は、以下の内容にはご注意下さい。問題内容を直接言及するつもりはありませんが、少なからずこの記事の内容を意識して問題を解いてしまうかもしれませんので。PART3と4がそれぞれ10問ずつあり、だいたい30分弱くらいで解いたのかな、その後答え合わせやら書き起こしを見ながら再度問題文を聴いたりで1時間くらいで1セット終えました。

その2はこちら:その35:PART3&4の模擬問題を解いてみて気づいたこと その2

PART3&4全般について

設問を先読みするペースは設問の読み上げペースを活用する

PART3及び4では、会話等が放送されている時に設問を解いて、設問が読み上げられている時は次の問題の設問を先読みするというのが、「中級者」の定石であるということは前に述べました(その14:PART3をいかに解くべきか?)。
この先読みのペースについては詳しく述べませんでしたが、私は、放送されている設問のペースに合わせると丁度いいと思います。つまり、

  • 放送されている2番目の質問文→次の問題の1番目の質問文と設問を読む
  • 放送されている3番目の質問文→次の問題の2番目の質問文と設問を読む
  • その後の無音時間と短いアナウンス→次の問題の3番目の質問文と設問を読む

もし「森」問題が会話等の放送中に解けてしまったら、ひとつずらして1番目の質問文の放送の時に次の問題の1番目の質問文と設問を読んでもいいでしょう。

個別に気づいたこと

呼び捨ての名前は同僚の可能性が高い

PART3では定番であるオフィスにおける男女の会話において、"Tom"や"Linda"などのファーストネームが呼び捨てで出てきた時は、彼らの同僚である可能性が高いです。選択肢の中に"colleague"や"co-worker"などの単語を含む選択肢がある場合は、それが正答である可能性がちょっと高くなります。

性別で思い込みをしない


Meeting with Open Doors UK /
Foreign and Commonwealth Office

無意識の内に「男性→上司」「女性→部下」や「男性→訪問者」「女性→受付係」と思い込んで放送を聴き始めると、とんだ勘違いをしたり、放送途中でそのことに気付くも後の祭りということがあります。私の感覚ですが、逆にTOEICでは「女性→上司」「男性→部下」というシチュエーションが多い気がします。

「森」問題と思いきや、ヒントが1つしかないことも

「彼らは誰である可能性が高いか」など、登場人物の職業を問う問題では、会話中に散りばめられたいくつかのヒントを元に正答を探すのですが、一方で役職が答えになっている場合は、ヒントが1つしかない「木」問題である可能性があるので、注意しましょう。「経営者対象のセミナー」や「全部長の集まる会議」などのフレーズが唯一のヒントになっていることがあります。